先日9月13日(日)は休診とさせて頂き矯正の講習会に参加してきました。
この講習会は2018年10月から始まり毎月参加しコロナの影響による中断もあって2年弱に渡りようやく修了となりました。
兵庫県明石市で開業されている矯正専門医の下間一洋先生が全国で行なっているSORG(Shimozuma Orthodontics Reseach Group)という会で、今回が東京での開催第1期という記念すべきタイミングで受講できました。
※コロナ禍では下間先生は上京されずZOOMでのオンラインセミナー。
矯正歯科というと一般の方からは主に見た目を良くするための治療と思われがちですが、歯並びが悪いことで様々な悪影響を及ぼします。
以下のような悪影響を低減することで、歯の寿命を延ばすことを目的とした矯正治療をお勧めします。
・歯並びが悪い場所は汚れがたまりやすく虫歯や歯周病のリスクが高くなる。
・上下どちらかの歯が前に出ていると唇が閉じづらく唾液が乾燥することで虫歯、歯周病、口臭、着色、免疫力の低下に繋がる。
・歯並びが悪いと強く当たる部分とそうでない部分があり、強く当たりすぎる歯は欠けたり割れたりするリスクが高まる。
・斜めになっている歯に強い力が加わると歯の周りの骨の吸収が進みやすい。
・噛み合わせのせいで下顎の位置が本来の位置と大きくズレたままでいると顎関節症の原因になる。
特にこれからますます長寿社会になり老後に多くの歯が残っていることは高齢生活の質において非常に重要になります。
矯正治療のネックは「費用が高い」ことと言われますが、長い人生の質を担保すると考えたら決して高すぎることはないと思います。
また最近はマスクをつけることが当たり前になっているので、矯正装置の見た目が気になる人には良いタイミングと言えるかもしれませんね。
矯正治療しようかどうか悩んでいる方は、まずはお気軽に無料相談を検討して下さい。