三茶歯科ブログの更新が2021年初となってしまいました。
今更ながら、今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
今日たまたま社労士事務所の方が教えてくれたのが、
「人材確保等支援助成金(雇用管理制度助成コース)」という厚生労働省が行なっている助成金制度。
健康づくり制度を正社員対象に導入し従業員の離職率が目標より低下した場合に助成金が支給されるという制度。
健康づくり制度の例として、通常の健康診断に歯周病検診を追加するだけで良いとのこと。
歯周病検診が広まってくれるのは歯科医師としてはありがたいし、経営者としてはそれだけで助成金を貰えるのはありがたい話。
けど歯周病検診を受けさせてくれるからといって従業員の離職率低下に繋がるの??と思ってしまいます。。
まあそれは良いとして歯周病は、他の成人病と同じく初期段階は自覚症状を感じにくく(silent disease)、症状を感じ始めた頃にはかなり進行していて手遅れになることもあります。
歯周病検査は歯と歯ぐきの間の溝の深さを測ったり、歯が揺れていないか、歯ぐきから出血や排膿がないか、磨き残しがどれくらいあるか、必要に応じてレントゲンで歯の周囲の骨の吸収等を検査し歯周病の病状を把握します。
歯周病の対策は進行する前に始めた方が絶対に良いので、定期的な歯周病検査を受けることをお勧めします!!